佐世保市立相浦小学校2年生
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平成18年9月から取り組みスタート |
夏休みの終わりに連絡があった相浦小学校。道徳の授業「いのち」をテーマにした取り組みにつなげていきたい、という指導目的が念頭にあります。
土作りから体、そして、すべての命へ…「命の教育」として、永田先生が研究テーマをかかげて取り組んでいらっしゃいます。子ども達の様子、色々な工夫がとても参考になりますね。 |
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昨日は都合で混ぜることができなかったので,今日一斉にプランターの土を混ぜました。 ブルーシートの上に土をひっくり返すと, うおっ!? これが…白カビ? それにしても真っ白じゃないかぁ! ぼかしが土の量に対して多すぎたのでは…。と少し心配したのですが,大丈夫?のようです。あちこちから 「白カビー!!」 「あったかーい!」 畑のときよりも,やっぱり自分のプランターとなると,しかも自分の家の生ごみを入れたとなると,驚き具合も違います。 みんなニコニコ顔で土を混ぜていました。 感想には,『今度どうなっているか楽しみです』と書いた子が圧倒的でした。 一週間後を待ちきれない子ども達です。
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(管理人:中尾慶子) 永田先生、とってもいい取り組み事例ですね。 自分の生ごみ自分の土、自分の空間。これはやっぱりいいですね。 底石は土ができあがってから入れるのがいいですね。 色々と参考になります。相浦小のみんな、頑張ってね! みんなすごい大発見をたくさんしていてこちらが教えられるなあ… |
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畑の様子 投稿者:永田 投稿日:10月 3日(火)18時35分34秒 |
引用
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9月12日に生ごみを混ぜた畑は,今ではシートも取って,写真のようになりました。 まだ少しにおいはありますが,生ごみの姿はほとんどありません。子ども達に大反響だった?パイナップルの葉は,跡形もなく消え去りました。 すごいぞ,きんちゃん…。
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(管理人:中尾慶子) すご〜い!子ども達の観察のポイントがいいですね! |
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今日の午前中に,いよいよ家庭から持ってきた生ごみを使ってプランターに入れました。 子ども達は本当に楽しそうでした。 しかし周りを見ると,あちこちに土・生ごみ・ぼかしが散乱…。 …後で片付けさせよう。 できあがったものを並べて,プランターの数が,10個,40個,80個,…。 およそ110人分のプランターが並ぶ様子を見て,一人感動。 ブルーシートをかけて,月曜日どうなっているか楽しみです。 (ついにマイブルーシートを買ってしまいました!) ”こんど見たら,どうなっているんだろう。” 感想をみると,どの子もどう変わるのか,楽しみのようでした。 早く来い来い月曜日!
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(管理人:中尾慶子) 永田先生、壮観ですね。 自分の生ごみ、自分の土、自分の空間をしっかり観察してくれることでしょう… 今回の取り組みの研究課題は「道徳」の「命の教育」でしたよね。 同じ取り組みでも指導のポイントがあると思うので、先生の研究テーマに大きな期待を持っています。 どうぞ、よろしくお願いします。 見てる私達もワクワク!? |
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永田先生、報告をありがとうございます! 今日は畑の様子を見に行っていました。 (就職試験を受けに行く生徒を送って近くまで行きましたので、気軽に覗いてきました!)
土は順調に分解中でしたね。 几帳面にきちんとブルーシートが敷いてあり、ブロックがのせてありました。 子ども達が楽しみながら、未知なる世界にチャレンジしてくれている様子が、とても頼もしく感じられます。 永田先生、皆さん、これからもご指導よろしくお願いしますね。
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ぼかし作りから今日がちょうど2週間目です。 いつ持って帰るのかと待ち遠しかった日を迎えました。 朝,教室に行くと, 「先生,きょうぼかしを持って帰る日だよね。」 と,一人の子が言いに来ました。 あぁ,やっぱりずっと待っていたんだなぁと,改めて感じました。 一人一人のぼかしを配ると, 「うわっ,くさい!」 あちこちから今までの活動で聞いたことのないほど大きな声で言っていました。 自分は結構いつもぼかしの匂いをかいでいるので,何でもないのですが…。 「え?いいにおいだよ。ほらかいでごらん。」 「うわっ!」 生ごみではなく,こっちの反応が大きいとは…。 なんだかんだいいながらも,今日はみんな楽しそうにぼかしを持って帰りました。 保護者にも今までの経緯,お願いなどを書いたプリントを配布し,あとは金曜日にみんなが生ごみを入れて持ってきてくれるのを待つばかりです。 畑も生ごみが不足しているので,遅くなってでもまだ追加した方がいいようです。 今日,森田さんに『休んだ子に渡してください』と,ぼかしを持ってきてくださいました。 また,中尾先生も畑の様子を見に来ていただきました。お二人ともお会いできずきちんとお礼も言えなくてすみません。本当にありがとうございました! |
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(管理人:中尾慶子) いよいよ金曜日に自分のミニプランターへ自分の生ごみを混ぜるのですね。 昨日食べたものがどうなっていくのか?自分が食べたものだけに愛着?があることでしょうね!? |
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> いくつか気になっていることがあります。 >
@生ごみは,後から追加して入れても大丈夫なのでしょうか? > Aぼかしにアオカビが生えた子がいたのですが,どうすればいいでしょうか? >
Bプランターに生ごみを混ぜた後,上にはどんなものをかぶせたらいいでしょうか? >
すいません,誰か教えてください!
@もともとが野菜くずだけで少なかったので足してもらいました。ただし、最後に生ごみを混ぜた時から、1ケ月以上は浄化を待たなくてはいけなくなります。
Aボカシの袋に穴が空いていたのだと思います。空気が入ると熱が出て、蒸気がついてベチャベチャして青カビや黒カビがでます。そうした部分は土に混ぜ込んで肥料に使って下さい。そして袋を入れ替えてキチンと密封し直して下さい。
Bあの小さなアサガオ用プランターでしたら、全体にブルーシートがいいのではないでしょうか? (ただし、雨が降ったときなど雨が貯まらないようにして下さいね。木ぎれかなにかをのせて傾斜をつけるとかするといいかも!?) 写真のような波板はおすすめです。蒸気が逃げやすいからです。ぴたっとしたフタをしないことが大切です。草や古いすだれなどをはさむと蒸気も吸ってくれてこれまたおすすめです。
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連休明けの火曜日に,「大丈夫かなぁ」と心配しながら畑を見てみました。 まずお借りしたビニールシートは無事でした。ほっ。 中を開けてみると,生ごみはほとんどなくなっていました。 あんなに大きかったパイナップルの上の葉?の部分も,だいぶ小さくなっていました。 その変化に子ども達も驚き,ちょうど一週間後だったのでその後耕しました。 翌日の水曜日は教えていただいた通り初めて野菜くず以外の生ごみを入れました。 給食のだしにつかった魚や昆布を入れました。 今まで「そんなにくさくない」と言っていた子ども達も,今回ばかりは 「くさいっ!」 なぜか喜んでいましたが…。 このにおいが,これからなくなっていった時にどんな反応をするか楽しみです。 現在,昼休みに班ごとに交代して混ぜています。 まだ出番が回ってこない班の子ども達は,「いいなぁ〜」とうらやましがっています。 昼休みに畑を耕していると,気になって様子を見に来る子も出てきました。 これだけ楽しみにしているのですから,自分のプランターに生ごみを混ぜるときはどうなるのか,今から楽しみです。
いくつか気になっていることがあります。 @生ごみは,後から追加して入れても大丈夫なのでしょうか? Aぼかしにアオカビが生えた子がいたのですが,どうすればいいでしょうか? Bプランターに生ごみを混ぜた後,上にはどんなものをかぶせたらいいでしょうか? すいません,誰か教えてください!
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今日の朝,いよいよビニールシートを開けてみました。 バサッ! その瞬間,「わぁー」という歓声。 表面にはびっしり白カビが! 「白カビが生えているってことは,きんちゃんが元気な証拠。大成功だよ!」 私がそう言うと,子ども達から拍手が。 白カビいっぱいの土の中に手を突っ込んで, 「あったか〜い!」 この驚きを待っていたのです。 「さあ,きんちゃんがもっと元気になるように耕してあげよう!」 子ども達も,この学習にのってきました。 連休の台風,大丈夫かな…。 連休明けは,ちょうど一週間後。 だいぶ生ごみも減ってたけど,今度はどうかな?
※中尾先生,ありがとうございました。早速やってみます。
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(管理人:中尾慶子) 永田先生、素敵な報告をありがとうございます。HPを見ている皆さんがニコニコしながら報告を読まれていることと思います。 読んでいるこちらまで楽しみでワクワクした気持ちにさせられる子ども達の様子ですね。 先生の演出に心から感謝します。やはり、小学生の心にいかに伝えるかは、小学校現場の先生方から学ばされます。 今後ともよろしくお願い致します!!! |
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火曜日に手がつけられなかった畑も,今日から生ごみを混ぜることにしました。 昼休みに,5人の子ども達に手伝ってもらいました。 本当は運動会の応援の練習が昼休みにあったので,子ども達はそっちに行きたいだろうと思い, 「えーっ!」と言う反応を予想していたのですが,返ってきた答えは, 「やったー!」「したいしたい!」でした。 今日は畑の4分の1ぐらいに混ぜました。 先日藤田さんにわざわざ学校までぼかしを持って来ていただき(ありがとうございました) 早速今日混ぜました。 とってもよく動いてくれて,あっという間に終わりました。 帰る前に,子ども達に「きんちゃんに声かけて帰ってね。」と話したら, 畑の前で「きんちゃんバイバーイ」「がんばってねー」という声が。 中には一生懸命お祈りしている子も。(何を祈っていたんだろう?豊作祈願?) 明日は3日目。耕す日です。
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(管理人:中尾慶子) 藤田さんありがとうございます!森田さんもお孫さんが他学年にいるそうですし、みんな我が孫を想うのと同じぐらいの気持ちで献身的に動いて下さって、私も毎回頭が下がります。 永田先生、日々の生活の中に定着させていって下さって、ありがとうございます。 明日、どうなっているか、楽しみですね!?子ども達の反応も。 (最初に混ぜた畑には、少し生ごみが少なかったです。野菜くずばかりでしたし、給食の生ごみがあればもう少し、足しておいたほうがいいかとも想います。) |
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今日から相浦小学校も取り組みがスタートです。 体育館で40分間のお話を聞いたあと、生ごみを土に混ぜる実習とボカシ作りを一気にしました。永田先生が近所のスーパーから沢山の生ごみをもらってきて下さっていました。
ボカシは各自2週間後に持ち帰り、500ml分の生ごみを持ってきて、アサガオを育てたプランターの中で自分の生ごみを混ぜて観察する取り組みもします。 さらに、明日から給食残飯を残りの畑の部分に毎日混ぜる作業も実施します。
今日は多くの保護者の方々も参加して下さっていて、多くの理解を得た上でのスタートができたようで、授業が終わった後の保護者の皆さんの表情も興味津々といった感じでした。 今後の相浦小の展開に乞うご期待!?
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今日,無事に相浦小の生ごみリサイクル土作りがスタートしました。 中尾先生,森田さん,藤田さんをはじめ,たくさんの方々にご協力いただきました。 見に来て下さった保護者の方にもくわを持って耕していただきました。 これから,子ども達がどんなことに気づき,何を考えていくのか,本当に楽しみです。 学習が終わった後,子ども達が書いた感想の一部を紹介します。
・きょうはいろんなことをしったのでたのしかったです。そのなかでいちばんおもしろかったのは,こめのかわ(米ぬか)ときんちゃんをまぜたことです。きんちゃんとこめのかわをまぜてもちもちしててきもちいいなと思いました。 そしてビニールにいれたあとこなをよーくみたらみどり色のつぶがいっぱいありました。
・わたしは,生ごみはすてればいいとばかり思っていたけどちがいました。 生ごみを土にまぜれば,土にかわると聞いたのでびっくりしました。これからは,生ごみを大切にしていきたいです。
わたしでも気づかない,細かいところまでよーく観察している子,生ごみに対する考え方が変わった子など,この体験が子ども達にいろんなことを与えてくれたようです。 作ったぼかしは2週間たって家に持って帰るように話したのですが, 「今日持って帰りたーい!」 という子どもがたくさんいました。 結局説得?して教室で保管することにしました。 さてこれからが大切です。 野菜が収穫できるまでしばらくかかりますが,途中で子ども達がいろんな発見し,驚いてくれることを心待ちにしています。 今日は本当にありがとうございました。
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(管理人:(中尾慶子)) 永田先生!感想を読んでジ〜ンとしました。かわいい生徒さん達と共に学ぶ中、私達おばさん?おじさん?達も心に栄養をもらいます。 藤田さん、森田さんも毎回、強力なパートナーです。森田さんは何人も地域の方を支援に連れてきて下さいました。 藤田さんは、生ごみを入れて1日・3日・1週間・2週間という土を今回も準備して下さっていました。 時間も労力もいとわない仲間達によって支え合ってなりたっている活動です。子ども達に、そんなたくさんの地域の人々からの愛情が届くといいな…と思います。 こんな機会をつくって下さって永田先生はじめ、相浦小学校の先生方に心から感謝します。 いよいよこれから、本格始動ですね!? |
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平成18年9月12日(火) |
清水町の藤田さんとそのご友人、柚木町の森田さんとそのご友人、総勢7名の地域の皆さんの支援を受けながら、第1回の講習会を実施しました。
体育館で生ごみリサイクルの意義と目に見えない菌ちゃんのはたらきについて中尾から説明をして、生ごみを混ぜる実習とボカシ作りをしました。2時間で盛りだくさんでしたね!? |

体育館を出ると、雨が降りそうでしたので、まずは生ごみを混ぜました。
「パイナップルの葉は固くて、土になりそうにないねえ。菌ちゃん食べれるのかなあ?」 |

たくさん貯めていてくれた草をかぶせました。
沢山の生ごみは永田先生達がスーパーからもらってきて下さいました。給食残飯はほとんどないそうです。
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草をたっぷりかぶせました。 |

ブルーシートをかぶせてブロックを置きました。 |
この後はボカシ作りも実習。保護者の方がたも、大勢参観して下さいました。
藤田さんは土の経過の実物を準備してきて下さったり、後日、ご自分が作られたボカシを届けて下さいましたし、森田さんはお孫さんが相浦小学校に通っているそうで、地域の皆さんが献身的に活動を支えて下さっています。 |
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