波佐見南小学校   学校見出しへ

19年度は3年生から6年生まで、生ごみリサイクルに取り組んで下さっていて、学校をあげての取組みが広がっています。熱心な先生方と元気な生徒達の様子に感動!です。
平成19年9月1日(土)〜2日(日)6年生PTA主催で食育合宿
「食育合宿」!?とは初めて聞きますね!?5年生の頃から土作りやおなか畑作りについて学んできた波佐見南小の6年生。小学校最後の夏休みに保護者と共に「食育合宿」を実施。
福田泰三先生と中嶋健太先生率いる6年生。食育も仕上げの段階?日常生活の中で自分でできる子ども達が育っていますね…
健康で元気いっぱい!心の成長、学力アップも目指している波佐見っ子達はますます絶好調のようす!

夏休み最後の貴重な2日間で、子ども達は貴重な体験をしていました。
まずは味噌造りに挑戦!?

1日目:味噌造り・廃油キャンドル作り・食事作り・キャンドルファイアー
2日目:朝ご飯作りで味噌汁作り・豆腐作り
何ともスペシャルな内容ですね!?

地元波佐見の「原味噌本店」の原さんご夫婦がご指導に来て下さいました。

麦こうじ・米こうじ・平戸塩炊き屋さんの塩。
「こうじって白カビなの〜?」

大豆は原さんが大きな圧力釜で炊いて持ってきて下さっています。みんなでキレイにつぶしています。
一粒も残さないように、つぶすのは結構大変でしたね。

つぶした大豆を、米麹と麦麹と塩を混ぜたものと合わせて、よく練っていきます。

大豆の煮汁を入れながら、耳たぶぐらいの柔らかさになるまで、こねていきます。

みんなでコネコネ、コネコネ…
さぞや美味しい味噌になることでしょう…

さあ、味噌が練れたら、樽に漬け込みます。
だんごにして押し込んで空気を抜いていきます。

ギュッギュッと底から丁寧に押し込んで、空気を完全に抜きました。

表面に塩を塗って、酸化を防ぎます。重しをのせて出来上がり。透明の容器で5kgだけは教室に置いて3ヶ月観察します。
残りの味噌は原味噌さんが倉庫で管理して下さって、できあがったらみんなで少しずつ分け合う予定だそうです。

お母さん達も味噌造りに初挑戦。さすがに一番乗りで出来上がりもお見事。

学級園でできたキュウリ

学級園でできたピーマン

学級園でできたナス
これらの夏野菜を使って、夕食作り開始。

色々な食材を使ってカレー作り。

ナスとカボチャが入ったカレー。オカラも入れて繊維タップリ。タマネギの皮も煎じて、抗酸化物質もタップリ。残った大豆の煮汁も活用しました。

ええ!この班はキュウリも入ったカレー。結構美味しいそうです!まさに夏野菜カレー。

夕方、廃油を固めるテンプルで固めて色を付けた、廃油キャンドル作りを地元の方からご指導。
夜はこれでロマンチック?キャンドルサービス。健太先生のギターで唄う?とか。

佐世保市環境部総務の宮崎さんもプライベートで応援に来てくれて、大地といのちの会からも岩永さんが応援に来て下さっていました。
波佐見小の頑張りを見ると、たくさん勉強になりました。子ども達の未来は明るいですね!!
(掲示板より)
波佐見南小6年生:食育合宿  
  福田泰三先生と健太先生率いる6年生が、夏休みの最後の2日間(9/1〜2)を使って学校での食育合宿を計画していました。PTAの企画とのことで、お母さんお父さん達の協力体制も万全で、『よくぞ、夏休みの最後の貴重な2日間を使っての実現を可能にされたなあ…』とPTA役員の皆様の準備のご苦労を感じました。

それにしても、初日1日午後は、原味噌本店さんによる味噌造り指導。佐賀の大豆・長崎の小麦・平戸塩炊き屋さんの自然海塩を使った味噌をみんなで作りました。
5kgだけ教室に置いて観察!?残りは3か月間原味噌さんが保管発酵させて下さるそうです。

その後、夕食のカレー作り、学級園で育ったナスやキュウリも活用しながら、夏野菜カレーが出来ていました。皮ごと料理やタマネギの皮を活用したり…味噌造りで残った大豆の煮汁を入れたり…元気になりそうなカレーが出来ていました。

廃油を活用したキャンドル作りをして、夜はキャンドルサービスで歌!
朝は、普段から『味噌汁の日』の取組みで鍛えた味噌汁作りと、麦わら帽子さんの豆乳とにがりで豆腐作り!朝ご飯の差し入れに吉田俊道さんが梅干しを持って登場!!
スペシャルな『食育合宿』を実施されていました。

夏休み最後の貴重な2日間。子ども達は正直なところ夏休みが欲しかったかも知れませんが…でも!人生にとって貴重な2日間になったことと思います。
こんな合宿を小学6年生の夏休みに全員参加で実施できる小学校は、全国にも他にはないんじゃないかな…と思いました。小学生から『お受験』に追われている多くの小学6年生がいる中で、波佐見南の子ども達の生きる力は何にも勝る力になると思いました。
体作りは学力作りにも確実に結びつきます。何事も自力でできるようになっている波佐見南小の6年生は元気野菜のようにグングン伸び始めそうです!!
クリックで拡大
おから入り・タマネギの皮エキス入りの元気野菜カレー     返信・引用
 クリックで拡大 『豆腐工房 麦わら帽子』さんが下さったオカラも入って、味噌汁作りで残った大豆煮汁も入れ、皮ごと夏野菜がタップリ、おまけにタマネギの皮も煮込み、『抗酸化物質』も『繊維』も『旨み成分』もタップリのカレーが出来ていました。

オカラを入れるのは豆腐屋さんならではのアイデア。味もマイルドになって、繊維も増え、栄養価も高まってグッドアイデア!オカラの新しい活用法を発見!ですね。
味噌汁の日シンポジウム
味噌汁の日のシンポジウム:波佐見南小6年生の活躍  投稿者:中尾慶子  投稿日:2007年 7月22日(日)01時13分43秒   返信・引用
 クリックで拡大 子ども達の手際の良い料理姿に、会場はみな感動。おまけに、発表の力や表現力、自分で考えて言葉にする力など、抜群に磨かれていました。
子どもの無限の可能性を感じさせられるとともに、教師の力量が大切なんだ…と教えられます。福田先生はある種、職人技。後輩の若い健太先生も大工見習いのようにジッと忍耐強く研修を重ねておられ、教師もまた伝承の文化なのか?と思わされました。教師とは十人十色で責任のある仕事だ…とおそれおおくなります。

それにしても波佐見南小6年生達は多くの大人の心を動かしたことは間違いありません。
ドラマチックな取組みができて、また貴重な人材が育成されていることを感じました。
味噌汁の日のシンポジウムに参加して  投稿者:中尾慶子  投稿日:2007年 7月22日(日)00時55分20秒   返信・引用
 クリックで拡大 波佐見南小学校の味噌汁の日シンポジウム。西日本新聞社本社の会議室に70名もの方々が集まって、とても充実した会合でした。
福岡の食育に関心ある方々が集われて、意見も面白かったです。何より、熱血教師の稲益先生のおもしろ司会と、熱血教師の代表のような福田泰三先生の理論と実践、熱血新聞記者の佐藤弘さんのコーディネート。この3人トリオは、かなりの旋風を巻き起こす熱を発しているなあ…と圧倒されるものがありました!?とても勉強になりました。
ありがたいことに、何団体か、生ごみリサイクルへの取組みの依頼もありましたし、私にとってもありがたい出会いの場となりました、感謝です。
平成19年6月29日(木)
3年生による生ごみリサイクル〜6年生まで学校をあげての取組み

3年生の総合学習。諫早の小林節子さんにボカシ作りの指導をしてもらいました。
中尾から「菌ちゃん」のお話もしました。

さあ、菌ちゃんに触れてみよう!?ということでみんなでボカシ作りをしました。菌ちゃんについては質問がひっきりなしでした。日宇小でも生ごみリサイクルに積極的だった村里先生がここでも熱心に取り組んで下さっていました。

小林さんと共に、6年生と給食をいただきました。

給食です!懐かしいですね…。陶器の器が波佐見らしくていいですね。

さあ、午後の授業はもうすぐ行く、五島の奈良尾小学校の子ども達に伝える発表準備。「何を伝えたいのか!?自分の言葉で!」と福田泰三先生から叱咤激励の中、子ども達は成長していました。

教室には生命力の比較実験が。最初、同じ高さまでキュウリを入れていたそうです。右の元気キュウリは腐り方が遅いですね。

学校中の花壇が活き活きとしていました。

放課後、3年生と共に「土が熱くなっているよ〜!」と触っていました。ほんとだ、あったかい!白カビ菌ちゃん見えるね〜。

6年生が3年生のところまで耕してくれました。
まだ4日ぐらいしかたっていないそうですが、ずいぶん分解していました。

先生、メロンの種から芽が出てる〜。ここに給食のメロンの種がついてるよ〜!?

5年生の先生も、初めての体験ですが、汗だくになって、土作りに子ども達と共に取り組んでくれていました。波佐見南小みんなで、土を元気に地域を元気にしてくれていました。

波佐見南小学校の校長先生も、福田先生に負けず劣らず?熱血?なご様子。地域を巻き込んだ食育や環境活動に前向きで熱心です。
今年度も大きく、成果を上げそうな勢いの南小学校でした。
掲示板より(波佐見南小に関連記事)
[4501] 波佐見でグリーンツーリズム 中尾慶子 07-07-14(土) 22:02:43
  台風の被害はまだまだ深刻な様子ですね…
長崎は進路がそれたので何事もなく、私も熊本に行く予定がキャンセルになり、子ども達と思いがけず休日を過ごすことができました。

波佐見の中尾郷の焼き物の里を訪ね、『ピザ作り体験』と『焼物作りの手びねり体験』をしました。…→続き

http://park6.wakwak.com/~gct/taiken.html


[4465] 波佐見:働く婦人の家にて地元婦人会への生活講座 中尾慶子 07-07-08(日) 10:02:53
昨夜は30名の地元の婦人会の皆さんが集まって下さって、食育講座を聞いて下さいました。さすがに、婦人会の皆さんはとても熱心で、健康にも強く関心を持って下さっているのが感じられました。また子ども達の未来に関しては母親として、思いを同じくして下さったようでした…→続き

[4414] 波佐見南小6年生の生命力実験 中尾慶子 07-06-28(木) 21:19:36
  キュウリの生命力実験。
同じ高さまで入れていたキュウリ、見た目も最初はそっくりだったのに…
「差が出てきたなあ!」って嬉しそうに観察していました。
修学旅行で五島の小学生にプレゼンテーションで、この命の違いのことを、伝えてくるそうです。小学生が「元気人間作り…→続き

[4413] 波佐見南小:去年からの土作り 中尾慶子 07-06-28(木) 21:15:16
  去年、福田先生のクラスの5年生達が、他の学年の畑にもセッセと生ごみ投入をして土作りに励みました。どの学年も見事な野菜が育っていますね。
今年は各学年が自分達で取り組んでいるそうで、給食残飯を給食センターに戻すことはないようです。

[4412] 波佐見南小の土作り 中尾慶子 07-06-28(木) 21:11:39
  3年生と6年生が力を合わせて耕してくれました。
スペシャル生ごみ先生福田先生は『学校が耕耘機まで買ってくれたんですよ。これは便利〜』。
他学年にも広がって、みんなで一緒に取り組めて、学年ごとに良い教材になっていることが福田先生にとっても嬉しいそうです。とに…→続き

[4411] 諫早の小林さんと共に 中尾慶子 07-06-28(木) 21:07:49
  波佐見南小学校は長崎県の環境アドバイザー制度の区分けとしては『中地区』ということになるので、中地区リーダー諫早の小林さんの担当地区となり、今回は2人で出前講座を実施してきました。
小林さんは諫早で月2回は定例で学習会を実施されています。
先日はNHKで大村…→続き

[4410] メロンの種から芽が〜!波佐見南小学校3年生 中尾慶子 07-06-28(木) 21:02:15
  日宇小学校で生ごみ先生として頑張っていた村里先生が波佐見南小学校に転勤され、スペシャル生ごみ先生の福田泰三先生とも合流して、もう学校全体が3年生から6年生まで生ごみリサイクルで盛り上がっています。村里先生とのご縁で波佐見南小3年生に逢うことができました!…→続き

[4165] 鴻ノ巣保育園:参観日に食育弁当 中尾慶子 07-05-13(日) 08:39:13
土曜日の参観日、全保護者が参加して下さった食育弁当講座。
ご夫婦連れの方も多く、とても熱心に聞いて下さって、本も完売、たまたま持っていっていた醤油も全て買って下さった様子から、多くの保護者の皆さんが受け止めてくれた手応えを感じました。
味噌造りや生ごみリサ…→続き

[3910] 波佐見の百笑会(ひゃくしょうかい)から続々と野菜! 中尾慶子 07-03-16(金) 07:31:04
  波佐見では30人の生産者のグループで化学肥料を使わず農薬を使わない野菜の栽培が昨年からスタートしています。波佐見南小学校で福田泰三先生が生ごみリサイクル活動と食育に熱心に取り組んで下さっていてその保護者の皆さんが動き始めて下さいました。

今日はだいち村に…→続き

[3873] 今日の夕方NCC 吉田俊道 07-03-09(金) 07:37:15
夕方6:28スーパーJチャンネルで波佐見南小の味噌汁の日の取り組みが放送されます。
気合が入った取材のようで、子どもたちの成長を見るのがとてもとても楽しみです。
録画セットしました。

明日は草月庵ですね

ところで、全国に広がる、子どもが自分で作るお弁当の日…→続き
平成18年11月21日(火)生ごみリサイクル発表会

学校全体が賑わっていました。

ボカシも作って地域の方々に配布していました。

各グループ上手に伝えていましたね。

畑での実演も見事でした。

子ども達の意気込みが伝わってきました。

最後の片づけまでテキパキと活き活きと活動していた波佐見っ子にエール!!
Re: 波佐見南小学校の発表会  投稿者:吉田俊道  投稿日:11月21日(火)   引用
  人参の肩付近から新しい芽が次々に吹き出しているものを
参加者全員に見せて回って、成長点のパワーをしっかり説明していました。
説得力抜群でした
ジュースの中の砂糖の量を数えたりして、西日本新聞のさとうさん顔負けでしたね。
波佐見南小学校の発表会  投稿者:中尾慶子  投稿日:11月21日(火)   引用
  5年生がこれまでの取り組みをプレゼンテーションして、地域の方、保護者の方に一生懸命伝えてくれていました。
今度、12月10日にもアルカスのロビーでやってもらえそうです!!
子ども達の能力もパワーも無限大であることを実感させられます。アッパレ波佐見南っ子。
波佐見南小学校の食育  投稿者:中尾慶子  投稿日:11月14日(火)   引用
  土作りも順調ですし、徹底した食育への取り組みを展開されていました。
食のチェックシートへの取り組みで、10人ほどいた低体温の子ども達は、運動をするようにしたり、毎日雑穀アワを混ぜてご飯を炊いて食べる取り組みをした結果、4日目に体温があがってきたとのことでした。全員が体温があがったとのことでした。
自己申告制なので、これだけの素晴らしい結果を数値として立証するためには、どのようなデータで残せばいいのでしょうね…
それにしても、食に注意すればかなり改善できるレベルの低体温が多いのだろうな…と感じさせられました。
波佐見南小学校:味噌汁の修行!  投稿者:中尾慶子  投稿日:11月14日(火)   引用  
  波佐見南小学校の5年生のみんなが味噌汁作りに取り組んでいます。
味噌汁を朝家庭で子どもが作るという取り組みをしています。
家でできない子も学校で昼休みにこうして集まって味噌汁作りの修行をしています!?
タマネギの皮も煎じて、ポリフェノールタップリ。
具は取れたての元気ニンジンが学級園から直送!皮と生長点はもちろん葉っぱまで全部!?
タマネギを切るのも修行。つながっているところ生長点までキレイに刻んでくれています。

できあがった味噌汁は遊びにきている6年生や2年生など、子ども達がワイワイと食べて感想を言ってくれていました。
これで将来どこに行っても誰と暮らしても安心!?味噌汁とごはんさえ作れるようになれば、健康な生活ができると期待!?
元気野菜を作り、土の大切さが分かった子ども達は、食べ物の大切さを実感してくれています。来週は保護者や地域の大人の人たちに、みんなが体験してきたことを伝える発表学習です。
30日の鹿児島シンポ  投稿者:筑前鶏肋  投稿日:10月 1日(日)   引用
  西日本新聞の佐藤です。
吉田さん、横尾西部の岩崎さん、波佐見南小の福田先生にお話していただいた30日の「食卓の向こう側シンポジウムin鹿児島」は、おかげさまで多くの方々に喜んでいただいたようです。
霧島市で地道な食育活動を行っている方からいただいたメールを転送します。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@
昨日の研修会、素晴らしかったです。
一番印象に残り、ココロに響いたのが、自分たちの活動は自分
たちできちんと責任持って、やっていこうという心意気でした
。小さな変化にも心を込めて対応し、熱い思いを伝えたいとい
う熱意でした。
私、本当に涙が出そうでした。
頑張ります。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
みなさん、ありがとうございました

http://www.nishinippon.co.jp/shoku/

波佐見南小学校の発表  投稿者:中尾慶子  投稿日:10月 1日(日)   引用
  波佐見南小学校5年生の子ども達が、福田先生と中嶋先生の指導のもと、波佐見の水や土に向き合って取り組んできた様子がよく伝わりました。
様々な取り組みを長いスパンで取り組みながら、体験を通してスパイラルに感性を育成していく、という形は素晴らしいと思います。

本当の学力、生きる意欲、命への感性、コミュニケーション能力、自然への愛情、そういったものを育ててこそ、教科学習が生きてくると思います。
人間の土台作りが教育現場で軽んじられる風潮は悲しいことです。
環境教育は心の教育、人類の未来にとって、最も大切な分野である…ということが、どうしても目先の点数に追われる教育現場に伝わっていくといいですね…

南小学校の子ども達の素直な心が表現されていた発表でした。
(福田先生、鹿児島での発表お疲れ様でした。中嶋先生も子ども達もとっても立派でした。)
台風の中のニンジン  投稿者:波佐見町立南小 福田  投稿日: 9月20日(水)19時44分20秒   引用
  南小学校のニンジンは、台風でも大丈夫でした。
校庭の梅の木は倒れていましたが、小さな命は大丈夫でした。
おかげさまです。
しかし、2年生の生ごみ畑にウジがでていました。今5年生で対応をしています。
これもまた子どもにとっていい経験になったようです。
いよいよ実践です!  投稿者:波佐見町立南小 福田  投稿日: 9月20日(水)19時52分55秒   引用
  吉田さんありがとうございました。
早速、子どもができる朝食づくり実践を行っています。
家庭科との授業でみそ汁・ご飯つくりを行っていきます。
この実践を生活の中に生かせるよう、いろいろ展開していきたいと思います。
総合的な学習・特別活動・社会科・保健体育科と関連させ取り組んでいきたいと思います。
今からワクワクします。子どもがどんなに成長してくれるのかが楽しみです。
Re波佐見南小  投稿者:吉田俊道  投稿日: 9月19日(火)23時15分7秒   引用
   この体温調査は貴重なデータになりますね。まもなく長崎市内の2つの小学校も本格的に実践予定です。朝から3日間同時刻にクラス全員調査します。そしておなか畑の土作り実践1ヵ月後も調査します。
 子供たちの感想まで入力していただいて、感謝感謝です。子供たちの反応を聞くと、本気で真剣に話を受け止めていたのだなあと、本当にうれしいです。
これは食というよりも、福田先生の子供たちへの愛情と教育力の結果だなあと感じます。
 ところで、人参はどうだったでしょうか?雨でたたかれて流されていないか心配です。ちゃんと発芽しているでしょうか?
子どもたち、実践しています  投稿者:波佐見町立南小 福田  投稿日: 9月19日(火)19時11分30秒   引用
   吉田さん、中尾先生、いよいよ本格的に波佐見町立南小学校も実戦に向けて動きだしました。食生活チェックシートをもとに子どもが3つ選び実践して一週間がたちました。
意識も変わってきています。また,保護者からもたくさんのコメントをいただきました。
学校での取り組みと保護者の協力が一体化して、取り組めていることをあたたかいコメントから実感でき嬉しく思います。感謝ですね。ありがたいことです。

 保護者のコメントからです。(実名は記載しません)
「お米を進んでといでくれたり、食べるときも考えながら食べます。一緒に野菜の種をまい てくれたりと変化が見えてきました。」    (5年男子)

「心の中の感謝は、目には見えませんが、どの食材も好き嫌いせず、以前は量も少ない上に 残食も多かったのでが、近頃では、全て完食してくれます。母も嬉しく娘に対して『あり がとう』の気持ちでいっぱいです。」(5年女子)

「食育の話を聞いて、ジュースは飲まないと言いだしまいた。よほどよかった話らしく、私 にも一緒に話を聞きに行こうと言っています。自分なりに話の内容を理解したみたいで
 す」            (5年男子)

「お菓子、特にスナック菓子は食べなくなりました。買い物に出かけ『たまには、食べ
 る?』と聞いても、いらないという言うような状況です。
 おかげさまで食事の量が増えてきています。私もお菓子の買い置きをしないようにしま
 す。                           (5年男子)

ありがたいことです。今日、校長先生と話をしていくと校長先生が
「この活動を通して,自己抑制力も育っていくね。」
とお言葉をいただきました。
今まで「ただ食べて」いたけれど、「考えて食べる」ようになった子が多かったようです。
自己抑制力や自己管理力など子ども自身がもてるようになってきました。
保護者のご協力のもと、子どもにとっていい活動になっているようです。ありがたいですね。これが学習時にも我慢する力・考える力へとつながっていくと思います。どのように子どもが成長するのか楽しみです。
 低体温の子は、意外と多かったのに驚かされました。このへんかも楽しみです。
 
    (中尾) 福田先生!南小の子ども達の変化楽しみですね!?
低体温多いでしょう!?私もどこの小学校にいっても3分の1
近くいるのを実感するのですが、統計調査の結果はないのかなあ?
微生物パワー  投稿者:波佐見町立南小 福田  投稿日: 7月17日(月)17時44分9秒   引用
  順調に土作りを行っています。
ほくほくした土ができています。生ごみリサイクルクラブを作り,常時活動にしてはまっています。土の温度を調べてみると、気温34度,畑の土の温度32度,発酵している土は、
45度、本当に発酵している土は熱い、これが発酵の力と言うことを子どもは知ると共に、微生物の力を体感しました。すごいですね。

「先生、バナナの皮が本当に消えたね。」
何気ない言葉の中に子どもに感動があると思います。
きっとこの子たちは、大人になっても忘れない体験だと思います。
学力とは、短期で成果が出る物も必要です。しかし、この活動は、長い期間子どもの心にのこり、きっと子どもが大人になったときにも実践してくれると思います。
学ぶ力とは、そんなことだと思います
 
    (吉田) やってますねえ!
波佐見は、大地の会のスタッフの三好さんが本気で力を入れていますから、
わくわくしています。
本当に、本当に、何気ない言葉の中に、子どもは大人以上に命のめぐりを感じ取ってくれているなあと思うことがあります。
生ごみリサイクル元気野菜作りを体験した、ある小学校の子どもは、ある日、給食を食べていて、その中の人参の皮をむいていないことに気づいたのです。
そして、先生に喜んで「先生!人参の皮むいていないよ!」と報告したのです。
よくも、給食時間中に、給食の中の人参の小さなかけらを眺めて気づいたものです!!!
きっとこの子は、給食の時も食べ物さんありがとう って思いながら食べていたのだと思いました。
皮をむいているのを見ながら、心を痛めていたのかもしれません。
こんな子どもがどんどん育っていくことに、自分も力になれているというのは、本当に本当にうれしいです。
アオバズクがいました  投稿者:波佐見町立南小 福田  投稿日: 7月17日(月)17時36分39秒   引用
  生ごみリサイクルが,どんどん広がっていますね。
嬉しいことです。簡単にできて,とっても効果的です。
波佐見小学校でも,実践を行っています。
早速昼休みに,生ごみリサイクル行おうとしたところ,アオバズクの雛鳥が,農具置き場の前にいました。
このアオバズクは,波佐見町立南小学校の校庭の木に巣を作っています。その雛が,飛び立ち農具置き場の前にいたのです。
子どもたちは、ミミズを捕ってやったりとアオバズクを見ていました。
波佐見南小学校の取り組みのその後  投稿者:中尾慶子  投稿日: 7月 6日(木)07時22分1秒   引用
  波佐見南小学校の子ども達がセッセと生ごみを入れてくれた、鴻ノ巣保育園の敷地で、野菜がグングン成長していました。
平成18年7月5日(水)のようす

波佐見南小の畑です。あの腐ったタマネギを混ぜた場所も浄化完了している様子です。草がたくさん生えてきています。

先月、オレンジの皮などたくさん混ぜた場所も生ごみはまったく無くなって、フカフカのいい土になっていますね。草が芽吹いてきています。

鴻ノ巣保育園の畑では、キュウリ・ナス・トマトが見事に育っていました。

一番奥には、イモ差しもしてありました。園児の芋掘りも楽しみですね。小学生と幼稚園生とが一緒に作り出している作物は、さぞ美味しいことでしょうね…
平成18年6月2日(金)生ごみリサイクルのお話とボカシ作り

午前中に1時間、中尾から生ごみリサイクルのお話をして、みんなと一緒に給食をいただきました。

元気はつらつ!?週に2回、パンです。パンが全粒粉だったので感心しました。

全校の給食残飯をキレイに整理して、いつも準備して下さるそうです。ありがたいですね…

職員室の流しには「5年生が土作りに利用するので、茶葉とコーヒーかすはここに入れて」と張り紙まであります。

昨年から置いてあった、コンポストの中でタマネギが腐って、スゴイ臭い。土に混ぜるのが一番!

土によく混ぜて、土を表面にかぶせました。
土に混ぜるとにおいが和らぐし、こうすればもう臭くないね。

スープの具がたくさん。「誰がこんなに残したんだろう?」

オレンジの皮は、スコップで刺して、出来るだけ小さく。

土と混ぜて、表面に土をかぶせました。

シートをかけて、終了。

隣の鴻ノ巣保育園に移動して、土の様子を見に行きました。直射日光を浴びて乾燥して、ゴロゴロと固まりになっていますね。草などかけて、湿気を保つ必要がありそうですね。草刈りした草をのせておくことになりました。

「先生!ジャガイモの皮から、芽が出ている」と教えてくれました。皮のパワーを実感。

午後はボカシ作りを体験。
微生物液を米糠にかけます。

みんなで混ぜ混ぜ。おててツルツル!?
菌ちゃんパワー!

帰りの会では即興での立派なご挨拶に感動!?鍛えられていますね!?
「菌ちゃんの絵はバイキンマンぐらいしかないし。カッコイイ菌ちゃんやかわいい菌ちゃんが畑で働く様子を絵に書いて欲しいなあ!」と提案。

5年生の中嶋先生と福田先生が取り組んでおられます。校長先生も大変理解があり、今後の波佐見の広がりが楽しみです。
平成18年5月12日(金)

南小学校の隣の「鴻ノ巣保育所」の子ども達に20分間生ごみリサイクルのお話!?

園児さん達と保育士さんと一緒にボカシ作りを体験しました。

南小学校のすぐとなりです。

早岐小から今年、転勤したばかりの福田先生。
早速、隣の鴻ノ巣保育園さんと協力しあいながら、生ごみリサイクルを始められています。

運動会の練習が終わって、福田先生が走ってきて下さいました。

うわあ!運動会用のTシャツにも気迫を感じますね!?2日もドシャブリ雨でショウジョウバエが出ていましたから、よく耕しています。

さあ、給食の時間。テキパキと準備をして感心しました。「いただきます」を大切にされ、30回かむことをクラスみんなで実践しています。

残食量はゼロです。残しそうな子どもも、食べ物を粗末にしてはいけないと教えておられました。

生ごみリサイクル作業をするために、掃除時間を短縮。みんな力を合わせて運動会のようにスゴイ勢いで掃除をしました。分刻みで、「机を動かす!」

ふき掃除も3分で終わります。全面をすみまできれいにふきあげました。
こんなテキパキとした掃除は見たことがない…と私はただただ感心するばかり。福田先生も子ども達もスゴイ!!!

みんなで鴻ノ巣保育所に移動しました。
女の子達は赤ちゃんが大好きです。素敵な交流ですね。

みんな手慣れた手つきでクワを振っています。

学校全体の残食を持ってきて、畑に混ぜています。

この子は成長点をコレクション。家で水につけて栽培して理科の実験に使っているそうです。

3分前には「運動会の練習に移動するぞお!」とみんな駆け足で移動していきました。
素晴らしいの一言でした。
子ども達のエネルギーは無限大だと感じました。
特別な時間をとらず、日常生活の一部に組み込んでいる福田先生とクラスの子ども達に脱帽でした!

帰りに波佐見の給食センターでお話を伺いました。
近頃、残食量が減ったとおっしゃっていましたが、南小学校の生ごみがゼロなのも、効果大だと思いました。

さっき子ども達と一緒に食べた同じ給食メニューの残飯が集まってきていました。波佐見町の小中学校から集まってきます。

この機械で乾燥させて「生ごみ粉末」を作っています。600万円をかけた機械はランニングコストもかかるそうです。一晩中、翌朝まで動かします。
近頃は3台のうち2台だけでいいそうです。

給食センターでは、夏は体中がフヤケルほど汗だくでマスクと完全防備の服を着て、給食をつくっているそうです。現場を見なければ分からない苦労がたくさんあるのですね…

生ごみがないので、ゴミが軽かったです。

毎日20リットル程の生ごみ粉末が出来ますが、近所の方などが畑に利用されていて、翌日にはなくなるそうです。

給食センターの隣の波佐見中学校では、今年度、中1の総合学習で、この生ごみ粉末で土作りを行なっています。

帰り道、波佐見焼きの中尾山に寄ってみました。
以前、たまおく交流室にも訪ねてきて下さったからです。

素敵なお店でした。

偶然、南小学校の隣にある波佐見高校のPTA会長さんがおられ話がはずみました。高校生に陶器のプランターを焼いてもらい中学生に花を育ててもらう活動をされているそうですが、今度、南小学校の土作りとも連携したいなあ…という話になりました。さらにそこに、偶然波佐見町の町長さんまでこられました。なんだか、思わず話しがもりあがりました。

余談ですが、焼き物の釜でピザ焼き体験ができるのって素敵だと思いました。
親子で小麦粉から、ピザを作る指導もしてくれるそうです。焼き上がるまで、波佐見焼きの絵付け体験などもでき、おもしろそうでした!!
ちょっとおすすめです。
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