鹿町町立鹿町小学校の取り組み

学校見出しへ
恵まれた環境の価値を知ってもらうことと、無意識に自然に触れあっていた生活を意識化させて、将来の便利快適な誘惑に大切なものを見失うことがないように、体験と意識化を繰り返しながら、土台である「感性の育成」を目指します。

鹿町小学校には熱心に取り組んで下さる先生方が大勢いらっしゃって、協力体制で進んでいくことができそうです。
この春、佐世保でのシンポジウムで発表して下さった永田先生、バリバリの「生ごみ先生」として鹿町小で活躍中です。その他、教頭先生も用務員さんも、もうすでに「生ごみ先生」のようで、「生ごみ先生」伝染中!?
鹿町小学校:生ごみリサイクル息づく校内の様子  投稿日:12月13日(水)   引用
  学校全体の土が生ごみリサイクルでできあがっています。プランターも子ども達のペットボトル苗も、全部!学級園もどの学年も素晴らしいです。
そして、低体温がほとんどいないのも、スゴイですよ。
今回、ビデオ取材に行く時間がとれず、食育祭で紹介できなかったのが悔やまれます…
1月28日の長崎食育祭の際には、どこかのコーナーでビデオで紹介しようと思っています。
鹿町小学校の野菜販売体験    投稿日:12月 1日(金)   引用
  鹿町小学校の子ども達が育てた、無農薬で無化学肥料で育てた美味しい野菜を地域の皆さんに販売されたそうです。自慢の野菜を買ってもらえて、みんな満足そうですね!?
平成18年11月2日(木)5〜6年生対象の食育授業
小学生の子ども達にはウンチの話   引用
  今日は鹿町小学校5〜6年生に食育授業。
生ごみリサイクルで土作りと野菜作りまで経験済みの子ども達。
こんどはおなか畑の話しに進んでいきます。
子ども達にはウンチの話が効果的です。毎日?自分のウンチを見ているはずですし!?
高校生の便秘はとっても多いですが、小学生はまだまだウンチは順調な子どもがほとんどですね。今のうちに食の大切を伝え、ウンチ!!で体調管理するように、伝えておきたいです。
鹿町小学校の「なんでも食べよう委員会」   引用
  5〜6年生の「何でも食べよう委員会」の子ども達が、今日の給食残飯を堆肥場に混ぜてくれていました。毎日、当番制で作業をしてくれているそうです。みんなお疲れ様!!
遊びたいのをガマンしてしてくれている子もいることと思います。手伝いに来てくれる子も複数いて心強いですね!?
各学年の花壇に生ごみが入って、フカフカの土ができあがって元気野菜だらけです。鹿町っ子と先生達の連携プレーの成果ですね。
鹿町小の昼休み   引用
昼休み、低学年の子ども達が畑でたくさん遊んでいます。
なにしてるの?と近づいてみると…
 
1年生達がたくさん泥団子をつくっています!?近頃、泥団子作りがブームになっているようです。 先日、身体測定の日に養護の先生が全員の体温を測って下さいました。低体温が一人もいなかったようです。(日中の測定ではありますが、これだけでもスゴイことですね…)
給食のスープ「ん?皮付きニンジンだ!?」   引用
  鹿町小で給食をいただきました。
「生野菜は今の給食では出せないので湯通しした野菜を酢にあえたり、工夫しながら野菜タップリです。」とお聞きしながら、美味しくいただいていると…
「あれ?ニンジン、ちゃんと皮付きじゃないですか?」とお聞きすると、
管理人さんが
「そうなんですよ。近頃うさぎさんのエサ用にニンジンの皮が来なくなったので、どうして?とお聞きすると調理員さん達がニンジンは皮ごと料理に使うからって言われました。」
とのこと…感動…

鹿町小ではあらゆる分野からの子ども達の命の支えの手が伸びていることを感じました。
保護者向けの食育講演も企画中のようですし…ますます鹿町っ子は元気になれそうです。
 
    (吉田) 直接報告があると思いますが、
別の小学校でも、ジャガイモが皮ごと調理が始まりました。
先生も生徒も大喜び。
加熱調理するのですから、何の問題もありません。
佐世保市の周辺で広がっていますね。
佐世保市でも広がって欲しいですね。
12月10日の食育祭を契機に動きが始まらないかなあ。
平成18年10月6日(金)鹿町小学校の動き
鹿町小学校の1・2年生で生ごみリサイクル講習を実施してきました。
とにかく元気な鹿町っ子に感心…学校は緑がいっぱいで元気な色で花も野菜もたくさん育っています。そのような環境では不思議と人も元気だなあ…と感じられます。
事前のアンケート調査では、小学1・2年生には低体温はほとんどいないとのことでビックリです。去年から食育にも力を入れていらっしゃるとのことですし…
追跡調査もしたいぐらいです。3世代暮らしが多いとか?自然豊かな畑に囲まれ、海に囲まれているところだからかなあ…と不思議に思うほどです?
(五島でも長崎でも佐世保でも福岡でも広島でも2〜3割は35℃台でしたが…)
 
1〜2年生の合同授業になりました。

こちらは2年生

こちらが1年生

ボカシ作りして手がツルツルになった〜!
ボカシ作りも楽しそうにやってくれました。土ができて、野菜が出来つつあるころに、今度は食と体との関係についての食育の話をさせてもらうことになりそうです。
土と植物との関係が見えてくるころが一番効果的だと思います。

元気いっぱい鹿町っ子。

こんなにたくさんのボカシを作りました。
校内生ごみリサイクルに使います!

ここは用務員さんが土作り中。

ここは「ペットボトル鉢」用の土作り中。
給食委員会の子ども達と用務員の吉澤さんと永田先生が土作りをしています。
相浦西小学校から転勤された永田先生は9月から、近くの鹿町工業高校の寮から生ごみを運び、子ども達と一緒に生ごみをセッセと入れて下さっています。
家から生ごみを持ってきてくれた子供達もいるようです。
昼休みの生ごみ混ぜ作業は、通りかかった生徒達が入れ替わり立ち替わり作業してくれるそうです。

校内のあちこちで生ごみリサイクルが展開しています。1・2年生が土作りを行っています。

こちらは教頭先生のコーナーです。花や野菜を熱心に育てていらっしゃいます。

ニンジンももう間引きしないと大変!
よく成長しています。一番奥は生ごみなし。比較して実験しているそうです。

9月から取り組んだ土作りで、いよいよ作物が元気いっぱいに成長していました。

1年生が生ごみを持って登校し、朝ボカシをまぶして畑に混ぜに行きます。
家庭の生ごみ減量にも取り組んでいます。
素敵な取り組みですね!

ペットボトル鉢の花がとってもキレイ。
子ども達の色つけやイラストもかわいいです。
学校が花いっぱいで心癒されます。
平成18年9月13日(水)鹿町小学校は見事に芽吹き
 

先週、種まきをした鹿町小学校を見に行くと、見事に芽吹いていて、成長が楽しみです。

鹿町小学校では、先週の月曜日から丸1週間、毎日生ごみ回収をスタートさせています。
生ごみをもって登校してきてくれる子も多数。まだまだ、生ごみが足りないので、永田先生と用務員さんが鹿町工業高校の寮の生ごみと近くの保育所の生ごみをもらってきて、給食委員会の子ども達と毎日土に混ぜています。

1週間でずいぶん分解が進んでいて、もともと土が微生物いっぱいのようです。
学校中の植物の勢いがよく、牛糞堆肥で長年土作りに取り組んできた土台を感じます。
ますます命がまわる学校になっていきそうですね。
平成18年9月2日(土) 鹿町町立鹿町小学校にて種まき・ボカシ作り
今日は、地域の方々と共に小学校が活動するという目的の「スクールエリア」という活動を実施している鹿町小学校にお邪魔しました。
昨年まで、相浦西小学校で生ごみリサイクルに取り組んで下さった永田先生が今年度は鹿町小学校で取り組みを始めていらっしゃいます。
校長先生も教頭先生も熱心ですし、自然豊かな学校で恵まれた環境でした。
広い敷地の中に畑も豊富ですし、植物を育てる体験は生徒達全員が関わっている様子でした。

ミルクパックに種を入れてもらって、さあ種まき。

みんなでたくさんの種をまきました。

親子の参加が嬉しいですね。赤ちゃんも一緒。
先日お医者さんが「2歳までの砂遊び体験がアトピーアレルギーの予防になるんだけど、近頃は汚いからと触らせない家庭が多くなった…」と話されていました。学校の取り組みで地域の方々の健康作りにも一役かいそうですね!?

地域の方々も協力と指導に来て下さっています。
校長先生も教頭先生も先生方も農作業が板に付いています!

ボカシ作りも体験して「微生物」に親しんでもらいました。
今回作ったボカシで、給食委員会さんが生ごみリサイクル活動を展開する様子です。

5年生の土作りが始まっていました。邑本さんご夫婦が来られて指導をして下さっています。

ニガウリなど作物の色がよく元気いっぱい!

うわあ、ニガウリの「緑のハウス」!?
これだけの自然体験豊富なバックボーンがあれば、「循環」という意識と感性を育てることは容易なような気がしました。土と自分がつながっているという感覚はまだまだないようでしたから、今後の取り組みがとても楽しみです。
鹿町っ子の応援よろしくお願いします!
平成18年6月15日(木)鹿町小学校の子ども達が元気野菜園に!
午後、鹿町小学校の5年生が、世知原少年自然の家での宿泊野外活動の帰り道、元気野菜園での畑見学&生ごみリサイクル実演を受けて帰りました。
5年生が今後、生ごみリサイクル元気野菜作りに取り組む計画だそうです。
それにしても、吉田さんが「1年積んでいた草は、こんなボロボロになって土になっていく。いい土だぞ!食べても臭くない!」と言って、土を食べて見せて、「誰か食べてみるか?」と言うと、男の子達が数人「はい!」と言って、本当に一緒に土になりかけた草を食べました!?
さすがの先生もビックリ!さすがに私もビックリ!でした。
とにかく、子どもは無限大!!と改めて思いました。大人はなかなかできない…

ニンジンを畑でそのままカリカリッ。

みんな興味津々!
子どもの頃から野菜についた土ぐらい平気!と思って生活していける感性が大切で、そんな生活をしていると免疫力も高くなるんだろうなあ…と思いました。
吉田さんはこの5年見ていますが、ちっとも風邪をひきません。私は寝不足などすると、たちまち弱ります。丈夫なほうではありますが、「頑健さ」に差を感じます。さすがに、自分は、あの土になりかけの草を食べられないなあ…と現代っ子の自分を感じました。

でも、子どもの頃、砂場で泥団子を作って、手についた土の味を覚えています。
砂の味が何故だかとても好きだった自分の子どもの頃のことがふと頭に思い出されました。
子ども達が土に触れることは、当たり前のことだったはずだけど…ドンドン土に触れる機会を増やしてあげたい…と思いました。
    (吉田) みんな落ち着いていて良い子達でした。
わかっていると思いますが私は不潔は勧めていません。
雑草が発酵した物です。有用菌はいても腐敗菌はいませんし、寄生虫ももちろんいません。
だからおなかも壊しません。
もう食べないで臭いをかいでと言いましたが、とってもいいにおいです。
先生も生徒も、張り切って鹿町の給食センターに調理くずをもらいに行って元気人参を作ると思います。

この後吉井北小学校で食育の職員研修でしたが、ここも素晴らしく和やかな雰囲気の先生達でした。
さっそく元気人参を作ることが目標になったようです。
5時過ぎてからも、みんなで集まって調理くずを使って実際に土に返しました。
キャベツの芯の生長点を確認する先生も何人もおられました。
人参の皮に、首、玉ねぎの皮に生長点!
先生達が3日後の菌ちゃんのおしくらまんじゅうを楽しみにしています。
ここは環境を考える会のメンバーがいるので安心です。
そしておなか畑の土作りのほうも、まず先生自身が始めることになりました。
inserted by FC2 system