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長崎市立稲佐小学校(省エネ共和国)
平成16年6月中旬報告
いなさ小学校でも落ち葉や草の循環を始めました。
ここでは、掃除して出てきた落ち葉や雑草を木の周りにただ集めておくだけです。
都会の学校でも、こんな当たり前のことが出来ます。
平成16年4月30日 取材報告
 食べ残しゼロを目指した活動が発展し、どうしても出てしまった食べ残しをごみに出すのではなく何とか活用できないか?との考えから、昨年末から生ごみを土に戻し始めました。

4月30日、久しぶりに訪ねて行くと、学校全体がパンジーなどの花盛り!これらはすべて、元6年生が生ごみを返してくれた土で育ったものなんですよ。

左が深堀教頭先生です。畑作業の経験豊富でいつも積極的に支えて下さっています。

真ん中付近のジャガイモの芽を1本だけ残しています
その証拠に、プランターの中から、正体不明の草がどんどん出てきて、最初は何なのかわからなかったそうです。
実はジャガイモ!ジャガイモの皮が調理くずとして生ごみに出されるのですが、それは土と混ぜられてもしっかり生き続け、春になって皮から芽が出て育ったのです。
やはり、皮にいのちの源が濃縮している!このことを改めて実感させられます。
 
学級園では、生ごみの皮から育ったジャガイモがこんなに勢いよく育っていました。このまま育てて収穫してみるそうです。
皮から、どれくらいジャガイモが取れるか、こうご期待
     
生ごみを土に戻すといかに土が元気になり、花が元気に育つか!
身をもって生ごみの効果を実感した先生や子どもたち!
生ごみが土を蘇らせるすごいパワーを持っていることは、今や稲佐の先生たちの常識になりました 
そこで今年は学校内のすべての畑とプランターに生ごみを使おうと張り切っておられました。

平成15年度の取り組みの様子

詳しくは稲佐小のホームページへでていますよ。
校長先生を始め、先生方も生徒も熱心に環境問題に取り組んでいます。
中心となって活動している、山口和也先生と田川雄一先生です。
いつも、お疲れ様です!!
総合学習での取り組み。生ゴミ調査班が、給食残飯の量の調査も開始しました。
研究発表など、活動後の報告も立派でした。
この活動を始めてから。給食を残す人が減ったそうです!!効果抜群でしたね。
枯れ葉を集めて、堆肥も作っています。循環教育の一環です。
稲佐小学校を会場に、長崎市内の先生方を対象に、生ゴミリサイクル教職員研修会を実施しました。生のほうれん草をかじりながら、先生方も皆さん、熱心に聞いて下さいました。
(平成16年1月)
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