佐世保市木風町古賀さんの家庭菜園 
平成16年6月16日現地見学会

見事に育ったトマト

サトイモもすくすくと成長中

ツクネイモも一年分!

ちょっとした場所もこうして活用!

堆肥場をつくって、ここで土作り。
生ゴミをもらってきているそうです。

枯れ葉も貯めて、腐葉土を作っています。

段差がある土地を上手に活用されています。オクラ、フダンソウ。ダイコンもまだまだあります。

スイカが元気いっぱいです。

レタスのきれいなこと!
農薬も化学肥料もまったく無縁な、元気野菜がたくさん!土の良さがわかります。

古賀さんは1年間まったく、野菜を買うことがありません。全て自分が育てた野菜です。娘家族にまで送っています。

大トマトも元気です。

「大きな病気を克服して、この野菜作りに出逢ってから、すっかり元気になりました!家族にも喜ばれるので野菜作りはやめられません。」

見事な実をズラリとつけたトマト達…

ここは、ショウガが育っています。
何でも苗を買わず、種から育てている古賀さんです。

現地見学の後、講習やボカシ作り実習をしました。多良見から参加された方もいらっしゃいました。お疲れ様でした。
スタッフは今回も12人も参加。交通費も出ないにも関わらず、本当にみんなで気持ち良く、一人一人が自主的に動き運営をしている様子には、頭が下がります。そして、参加者の方々のみんな暖かいこと…つながり合うことで、互いがまた元気になって解散しました。
平成15年夏の現地見学会のようす

古賀さんは盆栽の先生です。

庭先でサトイモがこんなに見事に

生ゴミ堆肥を作っています。

なすも見事に成長していました。

古賀さんはこのやり方に出逢ってから、野菜も順調に育ち、自分達も健康になったと喜んでいらっしゃいました。

上手に手入れされた野菜達はどれも生き生きしていました。現地見学会の会場となり、参加した見学者も皆さん感嘆。

トマトもたくさん。

暑い夏の日でしたが、たくさんの見学者の皆さんが色々な質問を出し、
意見交換ができました。
盆栽の先生でもある古賀さんですが、生ゴミリサイクルに出会い、野菜を育てるのがとても楽しいと、いつもたくさんの野菜を育ててくれて、仲間に分けてくれたりしています。

丁寧な畑の手入れぶりに見学者みんなが感心して帰りました。

古賀さん、
見学ご協力ありがとうございました!!
(「いのちいっぱい生ゴミリサイクル」から抜粋)
 「私の失敗の第一の原因は“微生物”に対する関心が薄かったこと」こう語るのは、家庭菜園10年の古賀さん。元は、職業訓練校の盆栽の先生。退職後、手引き書片手に家庭菜園を始めた。
 山の腐葉土に鶏糞うや米ぬかなどを混ぜて、自分で作った堆肥で野菜を育てた。雑草は敵とばかりに、1本残らず片っ端から抜いた。同じ場所への連作を避けるために、いつ、どこに何を植えたか、ノートに記録を取り、土地を休ませることなく植え続けた。その結果…虫にやられる!!
 生ゴミもコンポストに入れていたが、何度やってもウジがわき、うまくいかない。「生ゴミは堆肥にするのは、難しい」とあきらめていた。
 そんなある日、書店でふと目にとまったのがなんと、『いのちいっぱいわくわく生ゴミリサイクル』。はじめは半信半疑だったが、実際にボカシを使って生ゴミを土に返してみると、あれほどてこずった生ゴミが、見事1ヶ月で土に!驚いた。
 草ボウボウの荒れ地が良いと知り、隣接する荒れ地を借りて開墾し、自分の畑と同時にダイコンとカブの種をまいた。結果はこれまた見事。ついこの間まで荒れ地だった所には、青々とダイコンの葉が。カブも元気に芽を出している。一方、休めることなく酷使した自分の畑はせっかく育ちかけた葉も虫に食べ尽くされてしまった。
「微生物も草も友達なんだ!!」そんなこと、どの手引き書にも書かれていなかった。虫は退治するもの。草は抜くものだとしか。
 数々の体験を経て、古賀さんの半信半疑は少しずつ確信へと変わり始めている。川のせせらぎが絶えることのない烏帽子岳のふもと、古賀さんは今日も心地よい汗を流す。
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