北松浦郡鹿町町の邑本さんの畑

北松浦郡鹿町町で生業として野菜と穀物の多品目少量栽培をしています。
 今年4月から地元の学校給食センターで調理時に発生する生ごみをもらい、畑に返すことを始めました。平日の毎日平均35リットルくらいずつ出るので毎日受け取りに行き、予めうねを作っておいて端から順番に毎日混ぜ込んでいます。センターの職員の皆様がきちんと分別して下さって、生ごみ以外の異物が入っていないので助かっています。
 給食という性格上、日によって例えば卵の殻の多い日とかキャベツの芯の多い日とか、中身が異なり偏るので畑の場所による偏りを防ぐために、土への返し方にもう一工夫必要かなとも思っています。(邑本)

平成16年12月6日のようす


色々なお野菜が、よく育っていました。
20軒分の宅配をされています。

ここでは、米ぬか肥料が主に使われているそうです。奥のほうに一部、肥料切れの部分があるようです。生育の違いを比較すると勉強になります。

おいしそうな大根!!

邑本さんとかつ子さん。2人で力を合わせて、頑張っています。

生き生き野菜ですね。

ジャガイモがたくさん育っていました。おいしそうに成長しています。

こちらの畑にはソラマメなどが植えられて、よく手入れが行き届いていました。イノシシよけのネットです。

几帳面な邑本さんらしくきれいにされていました!?

江迎・鹿町の学校給食センターから、生ゴミをもらいます。

調理員さんがいつも、きちんと分別して下さいます。

このバケツに1杯、毎日運びます。

邑本さんとかつ子さんの頑張りに脱帽ですね…

こちらの畑にはニンジンなどがよく育っていました。イノシシよけのネットです。

素敵なお二人でした。

見事なニンジン!生でかじってもとても美味しいニンジンでした。

給食生ゴミで、実によく育っていました。

邑本さんの畑。赤米、黒米など、米の収穫が終わり、麦をまいてある部分も。

若いお二人で力を合わせて、頑張られている誠実な有機農業の邑本さんの畑は、素敵でした。これからも応援したいお二人ですね。
平成16年9月5日(日)竹の伐採作業〔畑の開墾作業〕

邑本さんが説明。怪我の無いように、細心の注意を…特に竹林で転けると危険です。草刈り機は離れて使う…など。

さて、みんなで取りかかります!お寿司やさん「鮨駒」の田雑さんも駆けつけてくれました。

邑本さんの畑です。一人でコツコツと作物を育てていらっしゃいます。

竹ボウボウの畑の刈り込みです。
カルシウムタップリの畑になります。

切る人、運ぶ人。みんなボランティアで駆けつけました。

邑本さんが秋から畑の規模を拡大するためのお手伝い。

池山さんの玄米ドーナツはとても美味しかったです。炊いた玄米をドーナツ形にして油で揚げて塩をしています。

滝野さん、邑本さん、土井さん夫婦。若い人達が一生懸命、誠実な生産者として頑張っています。

お昼はみんなで、バーベキューをしました。

土井まさのぶさんご夫婦は、自分達が育てた豚肉を持ってきてくれました。

ブロックの豚肉を切ってみると、見たこともないほど、きれいです!?
残飯と草だけを食べて育った豚です。

網焼きにすると、美味しいこと美味しいこと…絶品でした。こんなに感謝して豚肉を食べたのは初めて!

古賀金治郎さんがギターを持参で歌のプレゼント。

滝野さんと邑本さん。お二人はこれからの新しい生活のスタートのための準備をされています。ほほえましい若い二人です。

海を見ながら…楽しいひとときでしたね。

子ども達は竹藪で滑り台を作ったり、ターザンロープで遊んだり…子供10人で賑やかでした。

邑本さんのお米。「日本晴れ」と「赤米」です。貴重なお米を今回もたくさん、玄米おにぎりにして下さいました。

手前が赤米です。穂が赤いのが特徴で、餅米のように粘りがあって、とても美味しいです。
秋から、野菜を増やして栽培する予定です。これまで、邑本さんは自給自足を実践されていましたが、2人の生活をスタートさせるため、野菜の販売も始めます。
京都大学農学部で勉強された邑本さんは、自然農を目指して、草を活用して、無農薬無化学肥料でこれまでやってきました。
今、給食センターの生ゴミも活用して、土作りを行ない、野菜を栽培しておられます。

今後も畑の様子を取材してみたいと思います。これからも環境に優しく、安心な作物の生産、頑張って下さいね。
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