宮成なみさん講演

平成17年10月28日(金)14:25〜15:15
聖和女子学院2年生ABクラスを対象にお話ししてもらいました。

最初ガヤガヤしていた生徒達も、真剣に聞いています。実体験に基づくメッセージには重みがありますね。

宮成さんの苦しい病気との闘いの体験談。16歳のある日突然「健康」を失ったこと、乗り越え生きていく力を親子、家族で支え合いながら築いた7年半の生活…宮成さんの涙に、生徒も涙していました。

「健康を失ってはいけない」「それは、家族や食卓までも崩してしまう」、でもそれを母親の愛情で食卓から救ってくれた体験。後に続く若者のために、心をこめて話して下さる言葉の重さを感じた1時間でした。

低体温だった宮成さんは、麦とヒエとアワを1:1:1でブレンドしたものをペットボトルに入れて、1合に1さじ混ぜてご飯を炊くそうです。お通じも良くなるし、手足の冷えが減り体温も今はしっかりあるそうです。
翌日 10月29日(土)長崎県立大学にて「メロメロレシピ料理教室」
一人暮らしの若い子も「家めし」しようよ!?ということで「超・簡単手抜き料理」の紹介。
でも食材から自分できちんと選ぶことをすすめ、野菜は自分達で農家を訪ねて入手してきてもらっていました。

大学生達が集まっていました。料理苦手な男の子や料理好きの男の子、自炊1年生の女の子、色々な学生が集まっていました。

聖和の高校2年Tさんも参加。なかなか上手!?

ほうれん草は洗ってラップで包んで!?
(補足:ラップでじかに包んでレンジでチンは、環境ホルモンの視点からはお薦めできません。硝酸塩の視点でもゆがいたほうがベター。)

はい、これで、「レンジでチン!」おひたしの出来上がり!です。うわ〜びっくり…
(外食より家めし。野菜は大事。食べないより食べる。レンジより、ゆがく。ラップよりラップなし!がやっぱりいいけど、レベルに合わせて?ということですね)これはあくまでも忙しい大学生向きです。

男の子達も一生懸命慣れない手つきで頑張ります。

和気あいあいと楽しそう!料理に親しみ、食への関心も高まり、新しい出会い。交流も持てて…素敵な企画ですね。

Tさんは、将来は家業の豆腐屋を継ぎたいという、お料理好きな女の子です。

上手にできて良かったね。てりやきチキンとナス・ほうれん草のおひたし、温野菜、具だくさん味噌汁。

大学生の手書きの紹介。

みんな揃って、いただきま〜す!

西日本新聞の佐藤さんも交えて、食後の交流会では、色々な質問が飛び交いました。
一番メロメロにできるレシピは?スタイルがよくなるには?旬野菜の見分け方は?などなど

左:みりん風調味料と、右:本みりんとの味比べ。
全然ちがいます。本みりんはお酒の味。酒の甘みがありますが、みりん風調味料は砂糖水のようでした。

メロメロレシピ。小麦粉なしでグラタンを作るレシピなど。マカロニを牛乳で煮詰めてホワイトソースを作っちゃうなど、超手抜きだけど美味しくて身体に優しいメニューがいろいろ。

佐賀大学でも以前実施したそうです。A君は「今大学生の食生活は本当に悲惨です。少しずつでも意識して料理する人が増えてくれるといいです」と話してくれました。大学生の素敵な取り組みですね。
材料費など大学生協の予算で実施して下さって…、ごちそうさまでした。
ありがとうございました。
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