長崎大学の学生達の挑戦

平成17年5月18日のようす(開拓中の土地の視察)

長崎市内にある「あぐりの丘」です。
吉田俊道さんと生ごみシェーパーズ塾の嶋さんと中尾で、現地の確認に行きました。

1週間前に佐世保まで訪ねてきた彼らとの約束で、開拓中の土地を見に来る約束になりました。
それにしても畑はどこ…?山の中へと入っていく彼ら。

途中から、笑いが出てくるほど!?山に分け入った場所に…何もこんなに不便な場所を選ばなくても…と言いながら…

たどり着いたのはココです。彼らが木を切り、抜根し、草を刈り、石を取って、開拓していました。

たくさんの石を掘り出していました。あまりの条件の悪さに、「もっと条件のいい畑の荒れ地とかを探したらいいのに?」と言ってしまいましたが、彼らの口からは、「僕達はココでやりたい」。すでにこの地には命が吹き込まれ、彼らのエネルギーが溢れているようです。

「この石、どうしたらいいですか?」との質問に。「…何で掘るの…そんな深くの1mもある石、置いておいて何の問題もないよ…」との返事。
彼らは1mぐらい耕しかねない!?すごいパワーをもっていることが分かりました。

自分達で見つけ、交渉し、木を切るのも好きにしていいと言われた場所です。
不可能を可能にする若者達の挑戦の始まりですね。

この斜面をたがやし、畑にするそうです。

山の中の一角が畑に変わろうとしています。開拓者魂の彼らの仲間達は、週末ごとに十数人が集まって、男の子も女の子も作業をしているようです。

青春の1ページを見たような…、学生の溢れるエネルギーに圧倒される出会いでした。これからも彼らの挑戦を応援し見守っていきたい気持ちになりました。午後の授業に遅れる!と駆け戻っていく真面目な彼らに、エールを送りたいです。
ここで元気野菜を育て、10月のハウステンボスでの全国ごみゼロ大会で、エコカフェを開くことが、当面の目標とのこと。元気野菜作りが、若者達に「楽しく、カッコイイこと」として伝わるように取り組んでいきたい、とのことでした。
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