川添酢造 取材報告

川添酢造有限会社 
長崎県大瀬戸町雪浦下郷1308−2  電話0959−22−9305
平成17年5月4日(木)
雪浦ウィークの連休イベントの時に訪問してみました。

海と山が美しい雪浦にある趣のある小さなお店です。

音楽で出迎えて下さいました。

試食の甘酒の美味しいこと!ぬたで食べるお野菜もとても美味!

酢・合わせ酢・ぬた・こうじなどの他、無添加調味料や天日塩などもありました。

この甘酒はおいしかった…

合わせ味噌567円でした。

家庭でできる手作り味噌仕込みセットです。
米こうじ・麦こうじ・大豆・天日塩がセットになっています。

酢や味噌の材料を厳選

材料に一度電圧をかけてマイナスイオンを発生させるという徹底ぶりにビックリ!?

甘酢などに使用する砂糖はキビ砂糖だそうです。

水は、このタンク内で備長炭の濾過装置を通過させます。

さらに、水にもマイナスイオン装置をかけています。
建物の床には25トンの備長炭を敷き詰めているということですから、ますますビックリ…

この中で、こうじを発酵させます。自然な発酵熱でこうじが自ら増殖していきます。全く加熱をせず、自然の力を大切にしているそうです。

仕込んだばかりの玄米酢

3週間ほどでこのようになります。

さらにこうして、かめで熟成させます。微生物代謝物質(生理活性物質)がたくさんでます。

こちらは味噌の倉庫です。素材がよく「こうじ菌」がよい発酵をしているので、香りが良かったです。

味噌の倉庫にもマイナスイオン発生装置。壁にも床にも炭の粉を塗り込むという徹底ぶり…

こちらは精米器。玄米にもぬかに傷をいれ発酵しやすいようにします。玄米以外の商品も米は5分づきで使用しているそうです。

リンゴ酢はとても美味しかったです。夏の飲み物にピッタリですね。季節に合わせて、梅酢にしたり。砂糖はキビ砂糖と蜂蜜を使用とのこと。

連休でお客さんもいっぱいでした。
皆さん、もろみの試食などして、美味しい美味しいの連発でした。

昔ながらのこんな小さなお店を大切にしていきたいなあ…と思いました。
お忙しい中を、ご親切に対応していただきました。音楽を披露されたり、どなたにも丁寧に製造工程を説明される様子、質問にはすべて答えて下さる様子、本当にお人柄がにじみ出て…これも、きっと酢や味噌の味に通じるものだと思いました。
ありがとうございました。
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