長崎市立戸町小学校

平成16年8月6日のようす


ナスとピーマンがよく成長していました。
しかし、この日照りで土がカラカラでした。もっとたくさんの草マルチがあったほうが良さそうです。
週に1度、水やりをタップリとしてあげたほうがいいです。斜面の段々畑です。

大きなナスが…。ナスもピーマンも実が大きくなったら早めに収穫して下さいね。
株がおおきくならなくなってしまいます。

ピーマンにカメムシがたくさんきてしまっていました。実をほっておくと、老化ガスを出し、虫を誘います。
虫が来たら、早めに退治して下さいね。

カメムシを退治してくれた吉田さん親子。
(これがまだ、中尾にはできません…反省)

戸町小学校は坂道がたくさんある小学校です。
こんな急階段の上にグラウンドと畑があります!?
平成16年4月23日(金)6年生による総合学習 吉田俊道氏の講演と実習  報告
 タフな戸町っ子作りの一環として、今年初めて、6年生が元気野菜作りに挑戦です。坂の途中に立地する学校で、急な斜面を切り開いて畑を作っています。校長先生も担任の先生方も、こんな汚い生ごみからどんな美味しい野菜に生まれ変わるのか、わくわくドキドキです。

 まず、大地といのちの会の吉田さんが約100名の6年生に、リサイクル野菜作りの魅力を話しました。自分たちも美味しくて元気いっぱいの野菜を作りたい!先生方も子ども達も俄然張り切り始めました。


 次は、実際に生ごみを土と混ぜる体験!やる気はあるのですが、聞いただけなので、感覚的についていけないのです。微生物たっぷりのボカシを触ることさえ嫌がる子もいて、ぼかしの甘酸っぱい臭いが、「くさ〜い!」、ボカシの粉が体に付くと神経質に振り払おうとする子、微生物と聞けば、ばい菌のかたまりのように感じてしまうのでしょう。
いのちの循環も菌との共生も、これまで体験したことがないのだからしかたありません。


恐る恐るぼかしの臭いをかいでいます
あまりの反応に、日本人は微生物を利用して生きてきた話をして、ボカシを食べて見せたら、まねして食べる子もいました。

臭〜い!と言いながら、しっかり調理くずや食べ残しを土に戻す素直な子ども達。これが元気いっぱいの美味しい野菜を作るなんて到底想像できない!顔は汚そうな物を見る目でしっかり観察してました。こんな土で出来た野菜は食べたくないと思う子が8割でした。

でも大丈夫!体験と感動によって感覚はすぐ変化します。1ヵ月後の土の状態や、その後の野菜作りを実際に体験したらどう変わるのか?あとで子どもたちの気持を聞くのが楽しみです。

土に混ぜたら古いフィルムで覆います。数日後には土が発熱して湯気が立ち、1週間で早くも小魚が骨だけになったそうです。微生物の力を知らない人は、「猫が食べたのかなあ?」
(潮見幼稚園へ)
inserted by FC2 system