佐世保市立祇園小学校3年生 学校見出しへ
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平成18年度
3年生の担任の先生方お二人がとても熱心です。
生ごみを近所のスーパーにもらいに行かれ、事前学習や準備段階から子ども達にしっかりと関わりを持たせての総合学習のスタートです。
町中の学校なので、土に触れる機会が少ない子ども達のことを思って…まるで、お母さんのような担任の先生方2人が取り組みをスタートさせました。 |
平成19年度
新3年生の担任の先生方が今年も取り組んで下さることになり動き出しました。
今年は秋に収穫した野菜を「商い体験」の5年生が販売してくれるそうです!新しい動きがあって楽しみですね。 |
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平成19年度 |
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種まきの時、土作りをしたところからはニョキニョキとカボチャが隣の畑に伸びて、見事なカボチャ畑がいつのまにかできていました。 男の子が「僕のお家で、カボチャでサラダを作った時のカボチャの種がたくさん入った生ごみを学校に持ってきて、みんなと土に混ぜました。だから、僕のカボチャの種から芽が出たんだと思います。」と発表してくれました。 少し誇らしげに?嬉しそうな表情が印象的でした!?
「近頃は虫が少ないので、雄花の花粉を雌花につけてあげるとカボチャの雌花が膨らむよ」と説明すると、順番待ちの時間に雄花を探して、たくさんの子達が受粉をしてくれました。
「ニンジンの種は今日から毎日水をやってね。芽が出るまでは途中で乾かしたら死んじゃうよ。乾きにくいようにモミガラのお布団もかけてあげたよね、赤ちゃんの時はみんなも毎日お母さんのオッパイ飲んだのと一緒で、芽を出すまでは、よく注意してお世話が必要です。」と説明すると、 「こんどの土日はどうしよう?」「は〜い!私が近所なので水やりに来ます。」「あっ僕も来ます」と2人が名乗り出てくれて、何とも心強い祇園小学校3年生の子ども達でした。 さあ、元気野菜と元気っ子達の成長が楽しみになってきましたね!?
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(吉田) 素晴らしい!生ごみから始める食農体験の最大の特徴が見事に実現されていますよね。
自分に関係のある生ごみから始めることで、最初に堆肥だの肥料だのというブラックボックスがない。 特に自分の家庭の生ごみから始めているから一層親しみが湧く。
菌ちゃんを見て、触って、暖かさを感じ、生ごみの食べっぷりのよさにびっくりし、 1ヶ月もかからずに浄化した土を見て、土や菌への感じ方が180度転換する。
ここまで体験してから種まきが始まるので、単なる農業体験と違って、種まきの段階から子ども達の野菜に対する関心度非常に高い。 その結果、野菜が自分たちと同じように必死に生きている生き物であることを実感できる。
これらの生ごみリサイクル元気野菜作り体験の特徴が、各時期での適切な指導と助言によって、そのまま会話と行動で表れていますね。 評論家みたいですみませんが、ほんとうにすばらしいなあ。
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平成18年度 |
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収穫した日、みんなで作った野菜を調理するところまでは参加させていただきましたが、翌日は行けませんでしたが、今回、掲示物で見せていただきました。 (祇園小の取り組みの様子はアルカスロビーに10日食育祭で展示されます。) ニンジンジュースの絞りかすで、ニンジンお焼きを作り、おでんを作った残りのダイコンの葉でふりかけを作って、給食時間に食べて下さったり…
土から作った大切な野菜をぜ〜んぶいただこうね!というのが子ども達と先生との共通の思いとなっていた様子です…
すり下ろされて4日目になってもカビも生えず鮮やかな色を保っている元気ニンジンと、黒カビだらけになっている普通ニンジンを見た職員室の先生達。ある先生からは… 「こんなに違うんだったら、100円高くたって元気野菜を買いたいって思うわ!これほど違うとは正直言って知らなかった…母が生ごみで野菜作りをして時々もらうけど、改めて感謝しますね…。忙しいのでついつい、スーパーで買い物しても野菜って冷蔵庫で痛ませて捨てることが多い。日持ちがこんなに違うなら、捨てるより日持ちするもの買いたいわ。」 との驚きの声も寄せられ、職員室での食育としても効果大だったようです。 (日持ちの違いの裏には、目に見えない酵素や栄養素など生命力の絶大な差があります)
こんな素晴らしい取り組みをして下さった木戸先生と山村先生にも食育祭ではビデオで登場してもらいます。取材協力ありがとうございました!!
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祇園小の収穫調理の様子。なかなかの感動!でした。収穫はとっても楽しかったね!
みんな得意満面の笑顔がまぶしい!!
(吉田) 素晴らしい!食育祭のときも現物を持ってきて展示して欲しいなあ
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3年生の取り組みです。野菜を洗って切るだけでも大変でしたね。 ニンジンはジューサーでニンジンジュースにしてみんなで飲みました。「あま〜い!?」との声。冬を乗り切るために土の中で凍ってしまわないようにニンジンは糖度をあげていきます。「この寒さを乗り切る力を食べるとみんなも冬を乗り切る力がもらえますね。」体験を通して多くのことを身をもって学んでいる祇園小3年生達です。
ほうれん草も生長点まで先生達がサラダにしてくれる様子でした。大根はおでんにするそうです。調理の途中で抜けたので残念でしたが、明日はおでんを食べる予定だそうです。 お腹に入るまで、しっかり取り組んで下さって…次は食育への取り組みを計画して下さっています。
(ニンジンジュースを絞った後の繊維タップリの絞りかすは、小麦粉と塩を混ぜて「お焼き」にしたり、ハンバーグに混ぜる材料にしたり、カレーの中に煮込んだりするといいですよ!?どうされたかなあ?)
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みんな調理は大好き!! |

ニンジンジュースをつくりました。 |

「へえ〜甘いね〜」とか「うえ〜」とか!? |
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先生方の準備に脱帽… |
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祇園小の子ども達の元気ニンジン。抗酸化力の違いはすり下ろして20分後にはハッキリ。 「命はどっちが元気かな?」「みんなの命は食べ物から」との投げかけに子ども達の反応は抜群でした。
味比べでは、味の違いはハッキリするのですが、味の薄い甘みだけのスーパーのニンジンが好きな子も結構いました。でもこの生命力の違いを見ると、どっちが食べたい?と聞くと全員「元気なほう!」とのことでした。 木戸先生、山村先生、お疲れ様でした。
(左はスーパーで購入 右は祇園小の元気ニンジン すり下ろした時は同じオレンジ色。20分で酸化して黒ずんでいる左側。元気ニンジンは粉々になった後も細胞を守る抗酸化力が強く酸化が進まない。これが生命力!私達は命を食べて命を作っていきます。カップラーメンやハイチュウには命は無いですね…)
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(吉田) 波佐見南でも同じ実験していて、違いが出ていましたよ。 ぜひ食育祭でも実験して展示してくださいね |
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お返事ありがとうございます。収穫・料理・試食を来週の21日火曜日に予定しました。 昼休みに収穫をして,5〜6校時に料理試食をしようと思います。予定通りに進むかわかりませんが,やってみま―す。おなか畑の話もちょっとだけしました。興味深々のようです。 ご無理は言えませんが,御都合がつかれて来て頂けるとありがたいです。いつも気にかけていただきありがとうございます。子どもたちも嬉しいと思います。はっきり決まったら連絡させていただきます。
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(中尾慶子) 行く予定にしておきますね。授業が12時頃終わりますので、その後、祇園小に向かいます。 元気な3年生にあえるのが楽しみです。 (食育祭のチケットもっていきますね!?先生方どうぞ。皆さんチケットお急ぎ下さいね。食育弁当残り少なくなりつつあります。) |
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野菜収穫 投稿者:祇園小 3年
投稿日:11月16日(木) |
引用
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中尾先生いつもありがとうございます。おかげさまで野菜たちも元気に成長できました。(量はちょっと少なめですが…)かぶも大きくなって,みんなで生で食べました。「甘くてみずみずしい。」とおいしくいただきました。自分たちが心をこめて育てた野菜にとても愛着と誇りがあるようでした。職員室の先生方にも土づくりしていない方のかぶと比べてもらいましたが,違いが分かられて,元気野菜をおいしいと食べていただきました。 人参・大根・ほうれん草もできれば来週食べたいと思います。メニューはどんなものがいいでしょうか?人参は生?天ぷら?ジュース?思案中です。葉は天ぷらがおいしいかなあ。 大根は,おでんと葉は即席づけかいためる。ほうれん草はサラダがおいしそうです。いいメニューがあったら教えてください。赤峰先生の料理本も見て参考にしています。
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(中尾慶子) 先週、祇園小学校に立ち寄ると見事なニンジンに大根!すご〜い!嬉しかったのですが、さらに違いが分かられたなんてすご〜い! ニンジンはそのままジューサーでジュースにして、絞りかすでニンジンお焼きにして食べたりしていますが、いかがですか? それともニンジンと大根で「煮なます」も美味しいですよね。 赤峰先生の本にも何かいいアイデアがあるでしょうから、こちらも教えて欲しいところです。 月〜水の昼以後の活動でしたら、のぞきに行けそうなので見に行ってみたいです!? |
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大根もホウレンソウもニンジンもど迫力に見事!に育っていました!よかった〜。 後で苗を植えて下さったレタスも順調な様子ですね。 さて、土作りの大切さを感じてもらった3年生のみんなに、次は、おなか畑作りにチャレンジしてもらいたいですね。とりあえずどうやって食べますか?山村先生、木戸先生、お疲れ様です。汗だくでウネ上げして下さった姿が思い出されます…
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台風で葉を痛めたダイコンも復活の気配!? 祇園小のダイコンも生長点から、新しい元気な葉が出てきました。 弱った葉はもう復活しませんから虫のエサになっていますが、新しい新芽は健やかですね。 持ち直しそうだなあ…と見守っています。
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こちらのダイコンも間引きをするにも風雨に打たれてグチャっとして全部弱ってしまっているようで、昨日は早速カメムシがきていました。 >
今ならまたまき直した方がいいかな?と思いました。種もたくさん残っていたので点まきした「間」に再度まき直して見て下さい。たぶん回復すると思いますが強い方を残すといいと思います。 >
あまり、こんな小さいうちから「しける」とすくすく育てなくなります。
中尾先生,早速見ていただいてありがとうございました。連絡をいただいて,今日子どもたちと再度観察しながら,もう一度蒔きました。 先生に教えていただいたまきかたを思い出すながらしました。子どもたちも,成長を楽しみにしながら世話をしていたので,少し残念ですが,自然の力は大きいですね。 元気な野菜ができるように,心をこめて育てていきたいと思います。 わざわざぎおん小まで来ていただいて,教えていただきありがとうございます。
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こちらのダイコンも間引きをするにも風雨に打たれてグチャっとして全部弱ってしまっているようで、昨日は早速カメムシがきていました。 今ならまたまき直した方がいいかな?と思いました。種もたくさん残っていたので点まきした「間」に再度まき直して見て下さい。たぶん回復すると思いますが強い方を残すといいと思います。 あまり、こんな小さいうちから「しける」とすくすく育てなくなります。
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種まき直後のかわいい野菜達が雨でたたかれましたね。 昨日、祇園小学校の野菜達を見に行くと、ニンジンの種もだいぶ流されたりしていました。 発芽が悪い部分は種のまき直しが必要だし、発芽しても流されている部分にもまきなおして下さいね。
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5日の種まきでは大変お世話になりました。お礼が遅くなり申し訳ありません。先生のとても丁寧なお話とわかりやすい説明で,子どもたちが楽しみにしていた種まきもなんとか無事にでき,うれしかったようです。これからがとても楽しみです。 でも,野菜ができるのか少し不安も… また,ご指導お願いします。 三日目の今日大根の芽(?)らしきものが出ていました。
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祇園小学校3年生は昨日、種まきをしました。 土の中の生ごみはすっかり無くなっていました。 みんな何粒かの種を担当して、小さな種を大事そうに1cm間隔にキレイに並べてくれています。
ニンジン・カブ・ホウレンソウ・ダイコン。4種類をまきました。しばらく、芽が出るまでは毎日水やりをして乾かさないことを約束しました。 タップリモミガラものせて、保水性も高め、直射日光や雨から種を守るように、しました。
心暖かいお二人の担任の先生が汗びっしょりで昼休みにウネ上げ作業をされていて、お若い二人の女性の先生もすっかり、クワを持つ姿が似合っていました!?
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祇園小学校の土の様子、日曜日に子ども達とタコちゃんプール?に行った帰り道に寄って見てきました。白カビが生えて、まあまあ良い状態だったようです。 今日、土を混ぜたそうですが、「牛小屋のような匂いがしましたが…」とのこと。 そういえば、東明中学校の生徒さん達からも同じような言葉が…「牛の糞のような匂い」ということですね!?
どちらも土が発熱していて、あたたかかったとのことですし、たがやしたとのことですから、きっと良い状態だと思います。腐敗した時はヘドロのような?異臭がしますから。 草が発酵するような牛小屋の匂いは、良い発酵状態と思われます。匂いが気になるようなら新たに草をたくさんかぶせておくと、匂いを防ぐことができます。(ボロボロになった草は一緒に土にすきこんでしまって構いません。)シートはまだしておいてください。また数日後には、もう1度、耕して空気を送って分解をそくして下さいね!?
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今日は、雨が上がったので、みんなで準備してくれていた生ごみを土に混ぜました。 雨で土が濡れていて、ベストコンディションではありませんでしが、来週になっても生ごみの保管がたいへんなので、土に混ぜました!! みんな一生懸命。
生ごみはボカシを混ぜていたので、漬け物の匂いがして、良い状態でした。 土に混ぜるとその匂いも和らぎました。 草をかぶせるとあまり匂いが感じられなくなりました。
子ども達は 「写真で見るのと、やってみるのと、やっぱり違うね。」と話していました。 「やってみないと何でもわかんないもんだね。」という話になりました。
体験って、言葉にできないたくさんのことを伝えてくれますね…
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平成18年7月6日(木)生ごみ混ぜ作業 |

生ごみをまずは広げます。
耕しやすいように列状に並べました。 |

土が雨で濡れていたので、ボカシを大量にかけました。よく発熱させる目的です。 |

子ども達が一生懸命たがやしました。 |

3年生は2クラスです。1クラスが耕している間、もうひとクラスは草を集めに行ってくれています。 |

周囲に生えている草を集めます。 |

生ごみを土と混ぜた後、草を上にかぶせました。蒸気を吸ってくれるし、匂いも防いでくれます。 |

「くさりかけた草もドンドンのせて!草も土になるから!」「へ〜」
「もう、あんまり生ごみの匂いがしないねえ!?」「菌ちゃん達は匂いも食べてくれるんだよ」 |

最後に、ブルーシートをかけておきました。
人間にはわからなくても、ハエなどが飛んできますし、犬猫カラスも匂いに敏感です。
これから2週間は、シートをしておきましょう。 |
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平成18年7月4日(火)雨 生ごみの準備 ボカシ作り |

担任の先生方がスーパーエレナから生ごみをもらってきて、子ども達と共にボカシに混ぜて準備して下さっていました。 |

昼休み、今日の給食で出たメロンの皮を、みんなで切ってくれていました。「ケガしないでね〜!」と見ていてドキドキ。子ども達は真剣そのもの。 |

まだ、生ごみあるよ〜。大量の生ごみですね。 |

教室に集まって45分間のお話を聞きます。 |

昨日の事前学習で、担任の先生から、説明があっていたようです。
いくとすぐに「あっ!中尾先生!」と言われたのは、顔写真まで貼ってあったからなんですね。 |

担任の先生の「思い」が感じられました。
事前学習のおかげで、「菌ちゃん!」「微生物!」みんなが口をそろえて言ってくれていました。 |

雨が降ってきたので、生ごみ混ぜ作業を中止して、ボカシ作りに変更しました。 |

みんな大騒ぎをしながら、菌ちゃんまみれ、粉だらけになって、楽しそうでした。 |

今日混ぜるはずだった、新鮮な生ごみにも、今つくったばかりのボカシを混ぜることになりました。
子ども達は、作業が大好き、楽しそう。 |

あさって、晴れていれば、この生ごみを畑に混ぜます。それにしても、スーパーから生ごみをもらって運んで下さった担任の先生方に脱帽… |
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「この小さな種があの大きなニンジン1本になるんだよ。」「ええ〜!」
小学3年生は無邪気にひとつひとつ驚いてくれるので楽しいです!?
みんなでちょっとずつ交代で種をまきました。賑やかでしたね〜!?
古賀金次郎さんが、今回も駆けつけて下さって、ニンジンの種の上にウッスラと「振るい」を使いながら土をかけてくれました。
いつも、献身的に協力してくれて古賀さんには頭が上がりません。土作りの間も何度も足を運んで下さっていました。感謝です…