佐賀:鹿島ロータリークラブ40周年記念行事

平成18年3月19日(日)畑での実習の様子
平成17年11月20日(日)食育フェスティバル

鹿島ロータリークラブの皆さんが、立派なチラシを作って下さっていました。
この講演を機に、鹿島「大地といのちの会」を立ち上げて、鹿島での食育を学校を対象に展開していきたいとのことでした。

朝10時から作って下さった人参ジュース。
酸化の様子がよくわかります。
元気ニンジンはまだまだ元気ですね。

若手のローターアクトの皆さんが一生懸命作って下さって冷蔵庫で冷やしておいて下さいました。

ジューサーで絞った後は手作業でさらにしぼっています。皆さん手がニンジン色でした。

ニンジンの絞りかすはお焼きにすると美味しいけれど…今回は吉田さんが持って帰って畑に入れることにしました。

ロータリークラブの皆さんが続々と集まっていらっしゃいます。

ロータリーのご婦人方は本を買っていって下さいました。

ロータリークラブのスタッフの皆さんは何度も吉田さんの畑に足を運び、種まきなども参加され、熱心に準備をされました。

若手の方々がニンジンジュースの担当です。
おだやかな好青年ばかりで感心しました!?

会場はロータリークラブの皆さんが主体でした。
鹿島で行事が多く重なり行楽日和の日曜日でしたので集客が難しかったそうです。参加者の皆さんは、熱心に聞いて下さいました。

夕方からは40周年の記念祝賀会でした。

鹿島市長様も同席され、盛大な式典でした。

多くの方の熱い思いをお聞きでき有意義な会となりました。

有明海の財産である、微生物の宝庫の「干潟」
最高の環境教材ですね。この地区の方々にとって、循環のしくみを学べる最も身近な場所なのかもしれません。

「夢は干潟を再生して世界遺産にすること。そのために小学校での生ごみリサイクル体験をひろげたい…」との70代の先輩方の声に心熱くなりました。干潟を守ることと子供を守ることは同じなんですね…
有明海の鹿島にはガタリンピックで有名な干潟が広がっています。
しかし、この干潟の色も匂いも昔から大きく変わってしまったそうです。黄緑色のような色をしていて潮が引いて日が当たると独特な色をしていたそうですが、今は真っ黒になってしまった…とのこと。

ロータリークラブの年輩の方々が話して下さいましたが「干潟が死にかけている。これは山からの農薬、川からの家庭排水、海でののり養殖で使用する酸性の液などなど、多くの問題がからみあっているものである。でも、言えることは、干潟が死んでしまうということは、人間も生きていけない環境になっているということだ。棺桶に入るまでに何としても取り組みたいことだから、残りの人生をかける。」と熱く語って下さいました。
私もこんな先輩達と力を合わせていきたいと、つくづく思いました…

長崎と佐賀、互いに力を合わせて今後ともよろしくお願い致します。
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